共通テストと二次私大演習割合について | 東進ハイスクール 門前仲町校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2023年 10月 13日 共通テストと二次私大演習割合について

皆さんこんにちは。榧野翔です。

今回は共通テストと二次私大の演習の割合について説明します。

自分は国公立理系ですので、国公立理系向けに話します。

東進での勉強計画にのっとると、この時期(10月)は二次私大の演習が本格化してきて、 共通テストとまた違った演習が必要なところが多いため、

その割合に迷っている人も多いのではないでしょうか。

僕は、演習の割合は皆一定という訳ではなく、自分の志望校の点数割合に応じて変える必要があると思います。

しかし、この時期に限って言えば共通テスト型の模試直前などでない限り、二次私大9割、共通テスト1割でいいと僕は思います。

この1割は共通テストにしか出ない社会科目や、志望校によっては出ない国語です。

また、たまには数学の共通テスト特有のスピード感を衰えさせないために数学をやってもいいでしょう。

つまり二次私大メインで共通テスト対策は少なくていいと言うことです。

なぜなら皆さんは共通テストの対策はこれまで散々やってきたはずだからです。

また、二次私大の演習は学校ごとの傾向をつかむためにかなりの演習数が必要であり、

年が明けると共通テストの演習量は焦りから自然に増える ので、精神的に余裕のある今の時期に二次私大の演習をたくさん積んだ方が良いからです。

国公立理系なら、数学などは数Ⅲが基本的に二次私大には必要になり、

共通テストにはないため共通テストの対策だけでは点が取れるようになりません。

もし共通テストの勉強を減らして大丈夫かと思っているならば、

二次私大の勉強は共通テストの勉強に、知識の面で繋がっているので大丈夫だと自分に言い聞かせるといいかもしれません。

逆も言えるじゃないかと思った方がいるかもしれません。

確かにそうです。。。

ですが、実際問題受験当日から逆算してみて下さい。

共通テストが終わってから本腰を入れるようではとてもではないですが二次私大対策は間に合いません。

僕ら国公立理系は科目数が1次、2次両方多いので、ひとつにかけられる時間は明らかに少ないです。

自分に言い聞かせてでも自分の共通テストのこれまでの勉強を信じて二次私大対策をした方が合格には近づくはずです。

次回は私立文系向けに瑠奈さんが今回と同じテーマで話してくれます。お楽しみに!