1日15時間勉強、継続するための10個のポイント(校舎長から) | 東進ハイスクール 門前仲町校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2022年 7月 17日 1日15時間勉強、継続するための10個のポイント(校舎長から)

受験生の皆さん、こんにちは。校舎長の狩野です。

実は門前仲町校でブログを書くのは初めてです。

今日は夏休みを迎える前に、自分がよく言っている「1日15時間勉強」について、

計測するための10個のポイントについて、紹介していきたいと思います。

 

①長期目標を明確にする

大学受験ですので、皆さんにおける長期目標はもちろん第一志望校です。

改めて、自分の将来・夢を考えたうえで第一志望に合格する意味は自分にとって何なのか、

この大学受験でどういう結果になれば自分は満足なのか。

今一度自分の目標を明確にし、それを絶対に何が何でも達成したいという「拘り」にする。

この「拘り」が持てない人は夏休み時間を作って大学に一度行ってみてもいいかもしれません。

(構内に入れない可能性は高いですが)キャンパスを見るだけでも「ここに通いたいなあ、」とか

くだらないかもしれませんが、「駅から大学までの道のり、何か心地いいな」とか

お洒落なカフェを見つけて「大学生になったらここでアルバイトしたいな」とか、

こういう小さな要素が積み重なっていくことで、「拘り」になっていくと思います。

短期的に見れば時間の浪費かもしれませんが、長期的に見れば

これから何度も何度も「受験勉強やめたい、逃げ出したい」ってなった時に

皆を再び机に向かわせてくれる糧になってくれるかもしれません。


②短期目標を明確にする

第一志望校に拘りが持てたら後は短期目標の決定です。

定期テスト前頑張るのと同じ理屈なのですが、先にある目標よりも目の前の目標の方が切迫感があるので頑張れます。

「6か月後に定期テストあるよ」って言われてもなかなかモチベーションって湧きませんよね。

第一志望校に合格するために、中間地点では何点取らなきゃいけないのか、目標を手前に持ってくるイメージです。

夏休みの中間地点は8月21日(日)の共通テスト本番レベル模試です。

この模試の目標得点、前回の模試は何点で何点上げなければいけないのか明確にしておきましょう。


③学習の成果を定期的に確認する

例えば、受験勉強を続けていくなかで「1週間前は日本史の点数が40点だったのに、今週は50点取れた」

「1週間前は微積分が全然解けなかったのに今週は解けるようなったな」と、

自分の学習の成果を確認できたら、次も頑張りたい、次は何点取りたいって大きなモチベーションに繋がります。

そのために共通テスト演習や第一志望校の過去問演習を予定の中に組み込んでおくのは非常に大切です。

模試以外に自分の実力を測る勉強を予定に組み込んでしまおうということです。

 

④学習の成果を記録する

皆さん、学習の成果って記録していますか。

最近、勉強時間や学習内容を記録するスマホのアプリなんかも増えてきてますよね。

一つ例を見せたいと思います。一橋大学に合格した生徒に受験終了後、夏休みの学習記録を見せて貰いました。

ポイントは時間刻みで学習予定を書き込む、予定と実際の時間がずれた場合は色ペンで修正していたみたいです。

これ、毎日書き進めていったら達成感ありますよね。

また、毎日の終わりに一言コメントを記入。自分の気持ちとかまとめておくのも大事ですよね。

 

⑤環境をつくる

何かに集中する時って環境って大事ですよね。

自分も高校生時代経験があるのですが、自宅で勉強すると近くに漫画があってベッドがあって・・・

なかなか勉強できないし、していたとしても集中できない。

これに関しては東進生の皆は東進を活用すれば解決です。東進は夏休み間、朝8時から開館しています。

同じ学年で、大学受験という同じ目標を目指している人に囲まれて勉強した方が当然、集中できる筈です。


⑥競い合う

少年漫画では定番ですが、「ライバルがいるから頑張れる」ってありますよね。

皆さんも「この人に負けたくないな」って身近な人で一人は思い浮かぶんじゃないでしょうか。

ここで言うライバルとは、足の引っ張り合いをするような存在ではなく、お互い鼓舞できるような存在のことをいいます。

同じ科目を受験する人なら「〇〇、何点だった?」って点数を競い合うのもいいと思いますし

「今日は〇〇よりも1時間多く勉強しよう」と時間を競い合うのも。

 

⑦宣言する

最近話題の格闘家選手は「わざとビッグマウスにして自分をそうしなきゃいけない状況に追い込む」と言っていました。

家族、友達、校舎のスタッフ、誰でもいいので

「自分は絶対に〇〇大学に合格する」「自分は絶対に夏休み15時間勉強する」と宣言してみましょう。

プレッシャーや負担になるかもしれまんが、言ったからにはやり切るというど根性がメラメラと湧いてくるかもしれません。

 

⑧規則正しく生活する

持久走するときに、最初速く走って後半ゆっくり走る、なんて人いませんよね。

ずっとスピードは一定の筈です。ペースを変えると確実に疲れてしまう。

勉強も同じで、毎日起きる時間も寝る時間も同じ、ずっと一定。

生活が不規則になると、継続も厳しくなるし、睡眠時間が減り体調不良にも繋がります。

注意しておきましょう。

 

⑨息抜きをつくる

人間なので息抜きは大事だと思いますが、毎日毎日息抜きの時間を作るものでもないです。

自分は受験生時代、息抜きを「一週間に一回、好きなお笑い番組を見る」ことにしていました。

ポイントは「連続性がない」息抜きがいいです。

例えば、息抜きを「漫画を読む」にした場合、次の巻も次の巻も・・と続いてしまいますよね。

動画サイトで動画を見るのも、次々とおすすめ動画が表示されてしまい止まらないですよね。

一回できっぱりと終わる、続きは待たないといけない。連続性のない息抜きがおすすめです。

また、ウォーキングなど体を動かすのもいいです。

受験生は運動不足でストレス溜まりがちなので、イライラしてるなと感じたときは体を動かしましょう。

 

⑩相談する

最後に、一番伝えたいメッセージはこれなのですが、

モチベーションが沈んでしまったり、継続できないことは、決して悪いことではありません。

人間なので当然と言えば当然です。

なので、自分のモチベーションに不安を感じたときは、すぐ校舎のスタッフに相談して欲しいです。

人に話したら発散できることもあるでしょうし、

皆がその日から再び走り出せるように工夫して色々なアドバイスや助言を与えます。

モチベーションが沈む=悪いこと・人に言えない、なんてことは絶対にないのでそこだけ頭の片隅に入れておいてください。

 

 

最後になりますが、一つの目標に向かって自分を鼓舞し続けたり、

計画を立てて実行したり、修正したり、

辛くて逃げ出しそうになってもまた立ち向かったり、

とにかく努力を継続したり、

って人生にそうある経験じゃないと思います。

 

大学受験という経験は、皆の人生に深く刻み込まれて、必ず将来に活かされていくものなので

第一志望校合格をとにかく信じて、自分自身が一番それを信じて、とにかく頑張ってください。

応援しています!